2015年12月16日水曜日

2015F/W STYLE CLASSIC OUTDOOR

今日はお店にあるアウトドアアイテムをまとめてご紹介します。
とは言っても80年代以前のクラシックなアウトドアをデザインのモチーフにしたもの。
ギアと呼ばれる今のアウトドア製品に比べ重いし、着心地も悪いです。。笑。
Rhythmで販売しているものはギアとしての目線では時代遅れですが、当時の風合い、凝った造りの作りのディテール、何より着て行く程に良くなる風合いなど、良い面が沢山あり、服としての目線で見れば逆に普遍的で流行り廃りが無く、時代遅れにはならないものと考えています。

ビンテージのクルーザージャケットを元に製作。

腰ポケットにサイドから手を入れられるポケットを追加。
シルエットはオリジナルの持つ雰囲気は残しながらも、現代の感覚でもルーズに感じない適度なフィット感を目指してます。

素材はウール100%。
7番糸・単糸(よりあわせて無い糸)を高密度に二重織りして厚みを出した、25オンス・ウール100%・ヤブレ二重織り。
あえて縮絨させず織り目のある生地を使用しています。

Workers K&T H MFG Co "Mountain Parka, Ventile, Russet"

Workers K&T H MFG Co "Mountain Parka, Coated Canvas"
WORKERSのマウンテンパーカです。
ポケットはマチ+ハンドウォーマー。
フラップ裏、前立て裏といった部分にはコーデュロイを使い適度な厚みを持たせています。
あごのファスナーが当たる部分はチンガード付。
ファスナーはあえてYKKの大型ダブルファスナーで使い勝手を重視。
実際、自分で今も13FWで作ったマウンテンパーカーを良く着ます。
ジャケットを着た上に、また厚手のセーターの上。
裏地は今回も身頃がコットン100/袖裏が綿ポリエステルと薄手の物を使っているので春先まで着用可能。
裏地を薄くしてシェルとしての機能に徹しています。

ラセット(茶系)は平織のベンタイル。
綿100%にしては薄く、軽いのがまず第一の特徴。
40番糸を双糸、二本より合わせて20番相当に。その後、高密度に平織。さらに、Coated Canvasとは違う、浸透するタイプの撥水加工をかけています。
洗濯により徐々に撥水性は落ちていきます。
また、大粒の雨には強い反面、霧雨系には弱いのが実際に着てみてわかりました。

ネイビーの表生地はコーティングキャンバス。
マウンテンパーカーの企画が先にあり「厚みのある撥水性素材」を開発するためコーティングキャンバスが完成しました。
コーティングの洗濯耐性は30回ほど。
ベロっとはいきませんが、徐々にコーティングは薄くなっていきます。
また、コーティング部分がこすれると若干白みがかった跡もつきます。パラフィンダックのように、経年変化と思い楽しんでいただければ。


L.L.Beanのワーデンジャケットをパーカーに作りなおした一枚。
フィッシング用のタブは省き、脱着式のパーカーを追加。
袖も、より羽織り物として楽に使えるようゴム入りに変更しています。
素材は、およそアウトドアウェアでは使われないような生地、春夏向きに派手な生地と言う事で花柄を選びました。
ヨコ糸が綿麻混紡、太い糸で粗い密度で折った平織り生地。
糸の太さも不均一なので、ざっくりと涼しげな風合いです。

胸の部分で生地が二重に成ったダブルマッキノージャケット。(時にクルーザージャケット)。
オリジナルはウールや極厚のダック(帆布)といったヘビーデューティー素材で作られています。
あれはもちろんかっこいいですが、街着、それも春夏には着られないオーバークオリティ。
そこで、素材を薄手でさらっとした平織りの綿ポプリンに。
シャツ代わりに1枚で着るもよし、シャツの上にジャケットとして着るもよし。
ジャケットとして着る事を想定して、あえてホールはジャケット用の俗に「99」と呼ばれるもの。(もともと、この穴をあけていたシンガーのミシンの型番号から、ちなみにシャツ穴は71)
ポプリンも60/40クロスと同じく難素材。ですが、この製品はよりクラシックなジャケットがモチーフなのであえて綿糸にこだわりました。
その分、運針を粗くして(針数を少なく)生地への負荷を下げようとトライしています。
運針の粗さが巻き縫い部分に強烈な皺(パッカリング)を生んでいます。
WORKERSの考え方として、パッカリングはあくまで結果として出るもので、デザイン上出している訳ではありません。
高密度な生地に、あまり針を多く入れたくない(入れると紙のように切り取り線になってしまうのです)、そこで運針を粗くした結果のパッカリングです。

クルーザージャケットのデザインをシャツに活かしました。
太い前立て、太めのチンストラップ、フラップポケットで左胸には二重ポケット、二枚ものの袖。
ステッチはすべて金茶の糸。
これがそれぞれの生地に違った印象を与えます。
素材のポプリンは細い糸で密に平織りしている生地。生地硫化染め。
そのため、巻き縫い部分やフラップの角襟の先など、生地が厚くなる部分は白化します。生地の特性ですのでご注文の際はご了解ください。

オリジナルスノーカモを使用したフード付きフィールドジャケットです。
形はフィールドジャケットとマウンテンパーカーの良いところを取ったデザイン。
フロントは防風性を考慮したスナップとZIP開閉の二重構造仕様、
大きいフラップポケットが左右比対称に配され、コーデュロイ切り替え部と共にデザインの特徴になっています。

生地のオリジナルスノーカモは60年代ドイツ軍で採用されたスノーカモをリプロダクツ。
18/-×20/-の高密度2/1綾のセルビッチツイル、アナクロノームらしく織機に縦糸ストレート糸とムラ糸を交互に掛け、ムラ感がまばらに見えるよう織り上げています。
独自の視点で解釈したオリジナルファブリックをフィールドジャケットに落とし込んだアイテムです。


70年代ヴィンテージマウンテンパーカのディテール、生地の60/40クロス、立体型の小ぶりフード、運動性に配慮したラグランスリーブ、ベルクロ付きのコンビネーションポケット等をベースにし、
ジッパー付きポケットの追加や保温性を考慮した薄中綿入り、丈の長さや現代的なシルエット等、
良い所はそのままで現代でも通用する使いやすさを最大限考慮した作りになっています。
絶妙な中綿加減で気軽に羽織れる割にかなり暖かいです、暑がりな若い方(笑)や車使う方はこれで冬越せちゃいます。


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