2016年11月14日月曜日

WORKERS ヴィンテージのM-65をワーカーズらしくモデファイトしたジャケット"M-65 Mod"

本日2件目の更新です。
今日はWORKERSのミリタリージャケット攻めです。

今回はM-65をモディファイトしたジャケット。
大事な所は残しつつ必要ない所は大胆に無くしてます。


素材は綿100のバックサテンなので、M-65というよりはM-51のそれ。
まず、個人的に苦手なエポレットはオミット。M65も初期型は元々ついていないですが。そして、ある意味M-65らしさの象徴ではあるのですが収納パーカーもなくしました。
オリジナルはこの収納パーカーが背中側に落ちているのですがどうにもモコモコして気になる。
また、現行で良くある襟のみに収める方法だと今度は立ち襟がかさばる。
そこで、思い切ってフードは無くしています。その代りではありませんが、首にあたる肌部分はコーデュロイに。
また、襟を立てて固定できるようタブをつけています。WeatherComfortJacketでもやりましたが、襟にコーデュロイ、それを立てて固定すると寒いときにはマフラー替わりで実に便利。実用性を考えた仕様です。

ウェストのドローコードも、最終部分が金属はと目にせよ、ボタンホールにせよ実用すれば傷みやすい部分。かつ、着ていると微妙に体に当たって気になるのでいつも私は抜いてしまうので無くしています。

ファスナーはYKK、ビンテージを模した「オールドアメリカン」シリーズのそれに、綿テープで引手をつけています。スナップは露出に、また左腕部分にはiphone6が入るマチ付ポケット。袖は太め、その分、袖口が絞れるようスナップをつけています。




M-65を使いやすく「Modified」したので、M-65 Mod。
最初のModifiedは台襟。思い切って、M-65の象徴ともいえる、収納フードを無くしました。どうしても、襟周りの中に生地があるのでモコモコするためです。逆に、追加というか変更したのが立ち襟の内側をコーデュロイにしたこと。さらに、左右の襟を止めるタブはマジックテープではなくスナップ止めに。

寒いときはご覧のように、マフラー替わりに。
これ、実際に寒いときに着るとわかります。マフラーのように首回りが外気にさらされていないだけで、かなり体感温度が変わります。

ボタンは表面塗装をしたものを使っているので、洗うと角から徐々に剥げてきます。ワンウォッシュですでに若干剥げだしています。

次なるModifiedはポケットの追加。左腕にiphone6が入る大きさのポケットを。上部にアコーディオンをつけて出し入れしやすくしています。

逆に手間がかかっても変えなかったのが、このマチ付ポケット。容量を増やすため、脇にマチがついています。

ファスナーはYKKが近年開発した「ビンテージ的」なオールドアメリカンファスナー。すべりも良く、形も60-70年代のミリタリーウェアで良く見られるものに近い物。

腰はフラップ付玉縁ポケット。物を入れるだけでなく、ハンドウォーマー的役割も。脇よりについた位置も手を入れやすく。

残すか悩みましたが、M-65らしさの象徴として残しました。が、マジックテープが苦手なのでスナップに。

オリジナルでもおなじみ、袖口の太さを調整するタブ。ここも襟のタブと同じく、マジックテープでは無くスナップに。

ゆったりしたシルエットなので、裏地には実用性を高めるポケットを追加。

裏地の裾は表生地の裾に流し込まないふらし始末。洗濯を繰り返して、表生地・裏生地の縮率差が出ても突っ張らないのが利点。

背面脇側にはアクションプリーツ。ミリタリーウェアではおなじみの、すっきりしたシルエットでも腕を前に出したときに突っ張らない工夫。力のかかる分にはカンヌキを打っています。

素材 表地:9オンス・コットン100%・リバースドサテン(バックサテン)
裏地:ポリエステル65%・コットン35%・ポプリン
附属 YKKオールドアメリカンファスナー
縫製 総スパン糸
ワンウォッシュ製品 MADE IN JAPAN






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