2020年12月31日木曜日

2021年1月2日発売 / Style No. SS38550 / SUN SURF SPECIAL EDITION “唐獅子牡丹 KARAJISHI BOTAN”

皆さま毎度こんばんは。いつもこのブログをご覧いただきありがとうございます。
本日2020年の最終日、今年もありがとうございました。
年明けの営業ですが、元旦のみお休みを頂き2日から通常通りとなります。
2021年も宜しくお願い申し上げます。皆さま良いお年をお迎え下さいね。

早速ですが、年明け2021年1月2日 午前0時頃 (1月1日の深夜24時頃)全国一斉発売のスペシャルなアロハシャツをブログにてお知らせをいたします。

販売ページ(2021年1月2日 午前0時以降商品が見られます)

唐獅子牡丹(からじしぼたん)と名付けられたこのアロハシャツは、1930年代後半に和装用の更紗(サラサ)生地で作られた非常に希少な作品。
アロハシャツが流通し始めた初期の頃、浴衣の生地を用いて仕立てられたものと考えられています。

サンサーフでは2001年に一度復刻していますが、この20年間お客様より沢山の再発の声が多く、メーカーさんも満を辞してこのタイミングでの発売です。

以下詳しい商品説明です。

今回の再復刻にあたり改めて生地やプリントを解析。
生地についてはヴィンテージに基づき、紡績や織りのみならず、独特のシワ感まで忠実に再現した。プリントについても友禅にみられる「防染」や、色をぼかして滲ませグラデーションを表現する「たたき」と呼ばれる手法を駆使しており、日本の高い捺染技術で鮮やかな朱赤に刷り上げられた唐獅子が強い存在感を放つ。

 また当時、ハワイで日系のテーラーが手がけたハンドメイドの丁寧な作りも特徴。和装の生地は通常のシャツ生地よりも狭幅であるため、背中心で2枚の生地を接ぎ合わせる仕様となっている。日系移民の所有していた浴衣をリメイクしたものか、浴衣用の反物を使って作られたものかは不明だが、アロハシャツ草創期の歴史を紐解くうえで非常に貴重な逸品といえるだろう。
狩野永徳 「唐獅子図屏風」 制作年代:桃山時代(16世紀)

葛飾北斎 「七福神の獅子舞」 制作年代:天保5年(1834年)頃

このアロハシャツのモチーフになっている唐獅子(からじし)とは、西洋のライオンをモデルに、東洋で美術的に図案化された伝説上の動物。巻き毛の鬣(たてがみ)を蓄えた勇猛な姿が特徴。日本美術にも古くからみられる意匠で、疫病を祓い新年を祝う正月行事の「獅子舞」や神社仏閣を守護する「狛犬」などとも関係が深い。また着物をはじめとした和服にも用いられてきた絵柄であり、唐獅子柄の着物は縁起の良い柄として正月に着ることが好ましいとされている。 

唐獅子は牡丹(ぼたん)と組み合わせ「唐獅子牡丹」として描かれるが、これには理由がある。百獣の王である獅子の唯一の弱点。それは身体に寄生する害虫。この「獅子身中の虫」を活動させないための薬が牡丹の花に溜まる夜露であり、それゆえ「百獣の王」である獅子には「百花の王」である牡丹が欠かせないのである。また「獅子に牡丹」という構図は能楽の演目「石橋(しゃっきょう)」にもみられ、「梅に鶯」「紅葉に鹿」「竹に虎」などと同様に、調和のとれた美しい組み合わせとして日本古来から扱われてきた。
ヴィンテージアロハシャツ 「唐獅子牡丹」(写真左) 制作年代:1930年代後半

サンサーフが所蔵する数多のヴィンテージアロハシャツのなかでもこの「唐獅子牡丹」は特に人気が高く、2001年の復刻以来、20年に渡って多くの復刻リクエストが寄せられてきた。そんな折、茅ヶ崎市美術館とともに「ヴィンテージアロハシャツの魅力」展を開催することが決まり、その展覧会での展示を機に、再復刻を決定。本展覧会の企画がスタートした2019年初夏から準備を進め、約1年半という時間をかけてついにリリースとなる。
サンサーフ・スペシャルエディション 「唐獅子牡丹」 2021年モデル

今回の再復刻は前回の焼き増しではなく、その復刻のスタンスに大きな違いがある。2001年の復刻では経年変化して褪色し、エイジングしたヴィンテージの風合いを忠実に再現した。対してこの再復刻では、改めてヴィンテージの生地やプリントを解析し、本作がデッドストック(新品未着用の状態)で発見された場合の風合いを想定している。つまり、これから愛用していくことで生地やプリントを経年変化させ、自らのエイジングを楽しめる作りとしているのである。
「防染」を駆使してプリントされた唐獅子の図案

今回の再復刻では、前回からプリントの型(版)をすべて作り直している。渦巻く獅子の毛並みは、友禅にもみられる防染(ぼうせん)を駆使して細やかな線を表現しつつ、プリントが明瞭な箇所と、滲んで線が潰れた箇所をあえて作り、絶妙な加減でコントロールすることで、よりヴィンテージに近いリアルな仕上がりとなっているのが特徴。

色味についてもヴィンテージは経年や日焼けで褪色しているが、今回はデッドストックの色味を再現してやや濃色の配色としている。また生地ついてもヴィンテージではシボが消えかかっているが、新品時を想定して凹凸を強調し、涼感のある仕上がりとしている。
「たたき」で牡丹の花弁のグラデーションを表現

獅子の「朱赤」と牡丹の「紫紺」がメインとなった配色だが、どちらの色も単色ではなく、濃色から淡色まで複数の版を使って摺り重ねている。また同系色のプリントをあえて重色させ、通称「たたき」と呼ばれる手法で部分的にぼかし、滲ませている。こうすることで色のグラデーションを作り、版の数以上の中間色を表現しているのである。

絵柄を彫った型(版)を1色ずつ摺り重ねていくアロハシャツのプリントにおいて「明瞭で力強い線を表現する箇所」と「ぼかしや滲みで淡いグラデーションを表現する箇所」を両立させる。これがいかに難しいことかは容易に想像できるだろう。当時の日本の捺染技術へのこだわりが伺える作りであり、何度も試作を繰り返してようやく完成に至った。
ヴィンテージにはラベルが無いため、サンサーフスペシャルエディションのラベルが付く仕様。ボタンはヤシの実から削り出して作製したココナッツボタン。生地はシボ感のあるコットン100%の更紗(サラサ)生地。和装用の狭幅の反物を再現して使用しているため、背中用の生地は横幅が足らず、ヴィンテージと同様に背中心で生地を継いだ作りとなっている。

人気が予想されますのでピンときた方はお早めにどうぞ。
販売ページ(2021年1月2日 午前0時以降商品が見られます)

2020年12月29日火曜日

HAVE A GRATEFUL DAY アメリカのインポートブランド"Comfort Colors"のボディを使用したロングスリーブTシャツ "LONG SLEEVE T-SHIRT, BARKLEY ROSE & SF LOGO"

皆さま毎度こんばんは。いつもこのブログをご覧いただきありがとうございます。
今夜は絶好調のNEWブランド「感謝する日」というPEACEな意味と、GRATEFUL DEADのバンド名をかけた"HAVE A GRATEFUL DAY"の新作ロンTが入荷したのでご紹介を致します。



アメリカのインポートブランド"Comfort Colors"のボディを使用し、フロントにブランドの象徴であるオレンジローズと70年代のサンフランシスコの雰囲気をイメージしたデザインの2型。プライスも4900円と大変お買い得でございます。

HAVE A GRATEFUL DAY
GOWESTの"SOUVENIR SERIES"として展開する「HAVE A GRATEFUL DAY COLLECTION」。
70年代頃のアメリカで多く出回っていたHAVE A NICE DAYのワッペンをオマージュし、
「感謝する日」というPEACEな意味と、GRATEFUL DEAD のバンド名をかけた大人気のシリーズ。

2020年12月28日月曜日

HAVE A GRATEFUL DAY インポートブランド【Cali Headwear】のキャップに、『HAVE A GRATEFUL DAY』70年代"HAVE A NICE DAY"ワッペンのオマージュデザインを刺繍したキャップが入荷しました

皆さま毎度こんばんは。いつもこのブログをご覧いただきありがとうございます。
今夜は絶好調のNEWブランド「感謝する日」というPEACEな意味と、GRATEFUL DEADのバンド名をかけた"HAVE A GRATEFUL DAY"の新作CAPが入荷したのでご紹介をさせていただきます。

"Cali Headwear"という創業90年を超える歴史を持つ、LA発の帽子メーカーのCAPに70年代"HAVE A NICE DAY"ワッペンのオマージュデザインを刺繍。
プライスも4900円と大変お買い得です。

2020年12月27日日曜日

2020年12月26日土曜日

UNCLE PAULIE'S カリフォルニア ロサンゼルスのビバリーヒルズのデリ"UNCLE PAULIE'S"と"DOVER STREET MARKET LA"とコラボレーションしたロングスリーブT "MATT MCCORMICK LONG SLEEVE"

皆さま毎度こんばんは。いつもこのブログをご覧いただきありがとうございます。
今夜もアメリカからの買い付けアイテム、カリフォルニア ロサンゼルスのビバリーヒルズのデリ"UNCLE PAULIE'S"と"DOVER STREET MARKET LA"とのスペシャルなコラボレーションアイテムのロングスリーブTシャツが入荷したのでご紹介を致します。



アンクルポーリーズとドーバーストリートマーケットLA 、アメリカ本国で勢いのある同士のスペシャルなコラボロンT。
イラストは地元ロサンゼルス在住の人気アーティストMatt McCormick/ マットマコーミックによる書き下ろしでございます。

LIFE WEAR 12ozのヘビーウエイト生地を使用したアメリカ製リバースウィーブパーカー "HEAVY WEIGHT HOODED SWEAT SHIRTS"

皆さま毎度こんばんは。いつもこのブログをご覧いただきありがとうございます。

今夜はアメリカからの買い付けアイテム。1950年代にペンシルバニア州で創業した歴史ある"LIFE WEAR"の12オンスヘビーウエイト生地を使用したリバースウィーブパーカーが再入荷したので改めてご紹介させていただきます。



12ozのヘビーウエイト生地を使用したアメリカ製のリバースウィーブパーカーです。
シルエットはおそらく90年代から変わっていないのでしょう。アームホールがとても広く、かなり大きめのアメリカンサイズ。一周回って最高です。

LIFE WEARは1950年ペンシルベニア州POTTS TOWNにて創業したファクトリーブランド。
創業当時から綿の栽培、縫製、染色まで全ての工程をアメリカ本土にておこなっており、創業者から息子の2代目に継がれた今日まで一貫してMADE IN THE USAの製品を作り続けてくれている今では貴重なメーカーさん。

近年加速度的に無くなってきたアメリカ製スウェット。
アパレル業界に身を置き25年以上、昔のアメリカ製チャンピオンリバースウィーブはスウェット生地の質感も脇のパネルの4本針の縫製具合も断然こちらが近いです。
現行のチャンピオンよりチャンピオンらしい面構え。

プライスも大変買い得。GRAYが11000円、ブラックが13000円也。
これだからインポートは面白い。質実剛健。おすすめです。

2020年12月25日金曜日

UNCLE PAULIE'S カリフォルニア ロサンゼルスのビバリーヒルズのデリ"UNCLE PAULIE'S"のコーデュロイCAPが4色入荷しました

皆さま毎度こんばんは。いつもこのブログをご覧いただきありがとうございます。
今夜はUNCLE PAULIE'S久々の新作、コーデュロイCAPが4色入荷したのでご紹介をさせて頂きます。




カリフォルニア ロサンゼルスのビバリーヒルズのデリ"UNCLE PAULIE'S"のアパレルラインのコーデュロイキャップ。

UNCLE PAULI'SのグッズはJemmyという業界の重鎮がハンドリングをしており、クオリティーやクリエイトには抜かりがなくベーシックなアイテムに、凝ったコラージュプリントや刺繍を施す事で彼の世界観を表現しているそう。

ところで遡ること半年前。雑誌"Begin"編集部さんよりご依頼いただき7月に発売された "雑誌Begin 9月号 新しい時代にこれから始める新定番"としてUNCLE PAULIE'S × JAMIE STORY "SUPPER, HOODIE"の別注パーカーをリズムクレジットにて1ページ丸々ご紹介頂きました。

そして今回Begin12月発売の"激動の2020年 欲しいモノランキング100" 堂々の84位にランクイン。

"SUPPER, HOODIE"の別注パーカー、店頭に若干在庫がございます。宜しくどうぞ。


2020年12月24日木曜日

BENDS × JACKSON MATISSE クリエイティブクルーから派生したアパレルブランド"bend(s)/ ベンズ"とジャクソンマティスのコラボスウェット "RODMAN SWEAT" "SPIKE SWEAT"

Merry christmas。皆さま毎度こんばんは。いつもこのブログをご覧いただきありがとうございます。
夏のTシャツでバカ売れしたので覚えてらっしゃる方も多いと思います。今夜はbend(s)/ ベンズ"とジャクソンマティスのコラボスウェット、デニスロドマンとスパイク・リーがモチーフのスウェットをご紹介させて頂きます。



店主はど真ん中世代。46、7歳の団塊ジュニア世代には超懐かしい、どちらも90年代のNi●e関連のアイテムをモチーフにしたクルーネックのスウェット。プライス9000円と大変お買い得。
2020年コロナの中頑張った自分にクリスマスプレゼントとして如何でしょう。

bend(s)/ ベンズ"とジャクソンマティスのコラボTシャツ "RODMAN TEE"。
店主はど真ん中世代。45歳前後の団塊ジュニア世代には超懐かしい、90年代中頃のNI●E Tシャツがモチーフと理解してます。その体験を元に別注カラーのRhythmエクスクルーシブも作ってもらいました。

bend(s)/ ベンズ
東京、大阪を拠点とするセレクトショップのバイヤーや帰国子女、画家やアーティストなどのクリエイティブクルーから派生したアパレルブランド。
bend(s)/ bénd/(s)
主に「曲げる」という意味。「(規則などを都合のよいように)曲げる」という意味もある。見たもの、いろんなものを都合の良いように解釈してグラフィックに落とし込む。
(s)は、bend,bend,bend…曲げて曲げて曲げて…最終的にぐちゃぐちゃになるのか、整うのかはわからないけど、とにかく曲げ続けるというニュアンスをこめて。

2020年12月23日水曜日

ASW JACKETS テネシー州スプリングフィールドに構える自社工場で生産されたインナーキルティングのコーチジャケット "QUILT LINED COACH JACKET"

皆さま毎度こんばんは。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今夜はアメリカから今欲しい飛び道具が入荷してまいりました。
店主の知る限り唯一のアメリカ製コーチジャケット"アメリカンスピリットウェア(ASW)"のコーチジャケットをご紹介させて頂きます。



アメリカのテネシー州スプリングフィールドに構える自社工場で生産。
表地が固く張りのあるナイロンを使用、裏はダイヤキルト。
キルティング仕様なので保温性がありアウターとしても使えます。
さらにプライス12000円と大変お買い得でございます。

ASW JACKETS
2002年米国テネシー州スプリングフィールドで設立されたファクトリーブランド"アメリカンスピリットウェア(ASW)"。
テネシー州スプリングフィールドに構える自社工場で一貫した地元生産に強いこだわりを持ち、スポーツチームや学校を中心にウインドブレーカー等スポーツジャケットを供給。
前史となるウエストアーク社(1983年創業)でも同じくスポーツジャケットを生産しており、長年のノウハウを持つ老舗。米国製でプライスはリーズナブル、ローカルにしっかり根を下ろした本物のアメリカンブランドです。