2016年2月13日土曜日

BLOG 2016.02.13 S/S Style Coordinate

今日の春コーデはクラシックなワークテイストをテーマにしました。
さらに当時の雰囲気をどこまで纏いますか的な所まで掘り下げて2パターンをご用意。
どちらもトップスはクラシックなワークシャツ、ワークジャケット、パナマハットで合わせてます。


上の画像はシルエットが太い、レプリカのワークパンツをチョイス。
当時のアメリカを意識した豪速球なワークスタイル。

下の画像は雰囲気を残しつつ、今を意識してテーパードしたシルエットのチノパンを合わせた変化球なスタイル。

見比べてもらうとトータルの雰囲気の違いが分かってもらえるとます。

もちろん考える事はそれだけじゃ無くて、色合い、シルエット、素材の統一感。
アイテム個々が持つ歴史に沿ったディテールとブランドのスタンスを考え、今日の気分に合わせ、抜き差しして考えてます。

当時の雰囲気を何処まで再現するのか、とことん突き詰めて行くスタイルもかっこいいし、
若くは雰囲気を残しつつもどのアイテムでバランスを取って組み合わせるのかもファッションの楽しみの一つでもあります。

スタイルに正解は無く、自由で無限大です。

大事な事は自分で判断する事。
自分が良いと思う事が大切な気がします。

もちろんそこに至る為に、判断材料が多ければ多いほど良いですよね。

かっこいい先輩から教えてもらったり、信頼するショップスタッフを参考にする、今ならウェブでもたくさんの情報がありますしね。
そんな自分が信頼できる情報の中からそれを判断材料として、真似じゃない自分らしいスタイルを楽しんで欲しいと思ってます。

スタイルを持っている方は性格まで分かっちゃうんですよね。
服で会話ができます。笑。

オーセンティクな昔ながらのパナマハットです。
最高級とされるエクアドル産の本パナマを日本人の頭に合うよう、日本の型でプレスしました。
クラシックな形ながらどんなスタイルにも合わせやすく、またハット上級者にも満足していただける仕様に仕上がっています。

生地はめちゃくちゃ貴重な60年代コーンミルズ社製のデッドストックを使用してます。
デザインは1930-40年代のヴィンテージデニムジャケットを元に。
クラシックなラウンドカラー、動きやすさを考慮した前身頃のプリーツ、身頃を調節できるバックストラップ、ポケットがやや下に付いていて片方のみプラップ付き。
貴重な生地に相応しい素晴らしいデザインです。

クラシックなバンドカラーのシャツ。
それに合わせ前立ての合わせや始末もクラシック。
インド綿を使用したインディゴ染のチェックもこれまたクラシックなワークの印象を引き立てています。
夏はショーツとの相性も良さそうです。

BANDANA ANACHRONORM "DISCHARGE BANDANA, RED" Made in INDIA
コットン100%のアナクロノームオリジナルバンダナ。
インド綿を使用した柔らかく肌触りの良い逸品。
赤いバンダナはやはり使えます。

ワーク好きには欠かせないブランドHEAD LIGHTの復刻ペインターパンツ。
生地は9オンスのムラ糸ツイル。
当時のデザインのフラッシャー、膝部分のみ2重になったダブルニー、レーヨンHEADLIGHTネーム、フロントのロゴ入りスナップボタンと完全復刻です。
毎シーズンアイテム数も生産量も少ないブランドです。

今回外しに選んだPIG&ROOSTERのチノパン。
かなりデザインされていますが、光沢のあるマーセライズ加工、両玉縁のコインポケット、ポケットの飾りステッチまでヴィンテージのディテールが詰まってます。
大事なところはしっかり抑えたデザインなので面倒くさい店主のような人間でも安心して外す事ができます。笑。

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