2015年F/Wの寒い日もこれさえあれば大丈夫な防寒アウターをご紹介したいのですが、沢山あるので、今日はウール素材を使用した防寒アウターに絞ってご紹介します。
ミスターフリーダムのスペシャルなウールジャケット。
1940年代U.S.M.C(アメリカ海兵隊)のジャケットをベースにヘビーで肉厚の31.5オンスのウールメルトンを使用。
襟、カフス、ポケット等のパーツに分厚いウールメルトンに負けないDENIM P-COATでも使用された16オンスのオリジナル生地のミッドナイトデニムで切り替えてあります。
切り替えたデニムは着込むことによりエイジングが楽しめるようデザインされています。
裏地はベトナム戦争時に活躍したタイガーストライプの中でも珍しいゴールドタイガーストライプを採用。
※ゴールドタイガーとはベトナム戦争時、官給品より高い迷彩効果を狙って生まれたものであり、米軍の特殊部隊が現地調達したタイガーストライプで色合いからそう呼ばれています。
内ポケットはミッドナイトデニムを使い耳の部分も使用しています。
ボタンはインディゴ染された本ナットボタン、上の動きをスムーズに動かせるように脇の下にガセットを装備、両サイドにウエストの幅が調節できるストラップが付いています。
毎年、果敢に新しい試みをやってくれるアナクロノームのスペシャルなアウター。
上質なオリジナルキャバルリーツイル生地という使用したボアブルゾンです。
生地はシェットランドウール糸とsuper 100'sで上質且つ柔らかく織り上げています。
裏地はサイトスフィルムを入れることで防風生が高まり、中綿キルティングによりダウン並みの保温力を発揮します。
アナクロノームのPコートです。
丈の長さや襟の作り、シルエットなどがクラシックな印象である意味これぞPコート。
生地はウールの羊毛番手super100's(スーパー100セカント)われるもので、
羊毛の番手の中でもとても細い羊毛糸を高密度に織り上げたものを使用しています。
こういった生地は高級衣料品に採用されるものでもちろんウール100%なのですが、
その100%ウールメルトンの中でも厚みがありながら非常に柔らかく滑らか。
軽さもあるんですが、軽い物を起毛で誤魔化したのではなく、素材が持つ上質な軽さ?っていうんですかね?
手に取ってもらえるとさらに素晴らしいのが良く分かりますよ。
デザインは丈が長く、襟も大きくクラシックな印象。
袖口には、風の侵入を防ぐ為に編み立てた、高品質のリブが付いています。
ハンドウォーマーポケットはアナクロらしくリベットで補強し、内側には保温性のあるウール混ツイルを使用。
前たての一番上にはオリジナルチェンジボタンが2つ付きます。
WORKERSのPrisonerCoat(プリズナーコート)。
Prisoner(囚人)です。
もともとは古着で見つけたウールのコートを参考にしていて、どこにもPrisonerとは書いていなかったのですが、大量に見つかった当時よくその名で並んでいたそうです。
せっかくその名を使うならばと、アメリカのウォーターベリー社の「StatePrison」刻印入りボタンを輸入しています。
店主はアメリカ製の服は輸入したことがあり、ミラーのタンクトップとかロットが半端なく、消化するまでに3~5年計画で作ります。
さらにパーツとなると。。輸入したことがないので実際は分かりませんが、すごい数が必要んになるんでしょうねー。。笑。
身頃の裏地はコットン100の杢シャンブレー(囚人らしくていいと思います)、袖裏はキュプラを使いすべり良くて来ています。
襟がラウンドされていて可愛い印象とシンプルな作りがワイルドさも併せ持っています。
形は空軍士官学校(USAFA)のヴィンテージカデットジャケットがモチーフ。
非常に肉厚のウール100%のダブルメルトン、ジップ付きフード、存在感のある前開きのユニバーサルのダブルジップ、補強されたポケットの形状、ウールのワッペンと字体等にそれらのヴィンテージ仕様がみられます。
着込むことで味が出る素晴らしい生地を使用してるので長年愛用していただける方に是非。
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