2015年12月31日木曜日

初売りSALEのお知らせ

2015年は大変お世話になりました。
来年もお役に立てるよう頑張ってまいります。
どうぞ宜しくお願い致します。

明日の元旦はお休みをいただき、2日より初売りセールを行います。
内容はご来店ください!!

2015年12月30日水曜日

BUZZ RICKSON チノパン,SUGAR CANE ブルーデニム スリム&ストレート、ブラックデニム

売れ筋の定番パンツが春物として入荷しました。
バズの中でも一番細いチノパン、
シュガーケーンのブルーデニム スリムとストレートで2型、
先シーズンの発売以来即完売した耳付きブラックデニムです。

店主含め、洋服業界的にはアウターを買って欲しいところですが、今季アウターをスルーした方、もうお気に入りのアウターを手に入れた方、何を揃えようか迷っている方も多いいと思います。

年が明け、1月中から末にかけては春ジャケットなどのトップスが出てくるので、比較的季節感のないこの辺の定番パンツをこの時期に手に入れることをお勧めしてます。

ヴィンテージのチノパンを徹底的に研究し、TALONジッパーや尿素ボタン、玉縁ポケットと本格的なビンテージディテール。
生地はもヴィンテージに限りなく近いマーセライズ加工をしたチノ。
元になったヴィンテージチノが極太なので、シルエットは決して細くないですが、こだわりの強いバズリクソンが許すギリギリ細いシルエットになります。


1940年代後半のヴィンテージジーンズに見られる贅沢なディテールを余すところなく再現したシュガーケーンの代表作"1947モデル”のスタンダードストレートです。

生地はアメリカ綿とジンバブエ綿をプレンドした物。
ヴィンテージデニムを再現したムラ糸を当時同様に旧式の力織り機で織り上げています。

鞣しの段階から着手し作成した鹿皮製のラベル、ブランドロゴが刻印されたオリジナル鉄製ボタンまでヴィンテージデニム同様の経年劣化が楽しめます。

細かなディテールもビンテージ同様の銅製打ち抜きリベット、コインポケットはシングルステッチ、裏はもちろん耳付きです。

尻ぐりの巻き縫い部分は箇所により太さや色の頃なる十数種類の縫製糸を使い分けるなどのこだわりを盛り込んだ仕様になっています。

(画像のデニムは店主が半年ほど履き込んだ物です。)
1940年代後半のヴィンテージジーンズに見られる贅沢なディテールを余すところなく再現したシュガーケーンの代表作"1947モデル”のスリムフィットです。

細身なので履きやすくする為、やや軽い12ozのセルビッジデニムを使用。
通常の太さのストレートより早く色落ちが期待でき、濃淡がはっきりしたコントラストのヒゲや膝裏に蜂の巣と言われる強い色落ちが期待できます。

鞣しの段階から着手し作成した鹿皮製のラベル、ブランドロゴが刻印されたオリジナル鉄製ボタンまでヴィンテージデニム同様の経年劣化が楽しめます。

細かなディテールもビンテージ同様の銅製打ち抜きリベット、コインポケットはシングルステッチ、裏はもちろん耳付きです。

尻ぐりの巻き縫い部分は箇所により太さや色の頃なる十数種類の縫製糸を使い分けるなどのこだわりを盛り込んだ仕様になっています。

1940年代後半のヴィンテージジーンズに見られる贅沢なディテールを余すところなく再現したシュガーケーンの代表作"1947モデル”のスリムフィットをベースにしたブラックジーンズです。

生地は横糸、縦糸とに黒いムラ糸で編んだ耳付きのシュガーケーンオリジナル。

"1947モデル”のディテールは鞣しの段階から着手し作成した鹿皮製のラベル、ブランドロゴが刻印されたオリジナル鉄製ボタンは経年劣化が楽しめます。
ビンテージ同様の銅製打ち抜きリベット、コインポケットはシングルステッチ、裏はもちろん耳付きです、
尻ぐりの巻き縫い部分は箇所により太さや色の頃なる十数種類の縫製糸を使い分ける事までしています。


※ブログでは後から報告になってしまいますが、家族の急な事情の為、お店を4日ほど休んでました。
この期間ご来店いただいたお客様には大変ご迷惑をおかけいたしました。
本日30日より通常どおり復帰しておりますので、改めて宜しくお願い致します。
明日の31日も通常どおり営業しますので、宜しくお願い致します。

2015年12月22日火曜日

2015F/W HEAVY OUTER

昨日のブログに引き続き2015年F/Wの寒い日もこれさえあれば大丈夫な防寒アウターをご紹介。
今日はウール以外の素材を使用した防寒アウターに絞ってご紹介します。
WORKERSの中綿入りアウター。
こちらは軍物N-3ジャケットのデザインをベースに、軽く暖かいアウターとして作られています。

表生地にコットンリップストップ、裏地はナイロンリップ、その間に3M/シンサレートを挟み込んだパフジャケット。
袖口にはコットンリブを入れて防寒性をアップ、フードは脱着可能。
スタンドカラーの肌側は毛足の長いコーデュロイ、首回りの防寒性と肌触りの良さを考えています。
ファスナーはミリタリーウェアらしく、YKK製のオールドアメリカンの中でもワイヤー引手の物を、そのままでは使い勝手が悪いのでテープを引手につけています。

38サイズで1200グラム程度、アウターにしては軽く、着ていて疲れにくいのが特徴です。

バズリクソン、シュガーケーン、ミスターフリーダム、サンサーフなどのブランドを持つ東洋エンタープライズ50周年記念モデル インディゴ染のSUGAR CANE×BUZZ RICKSON’SのN-1デッキジャケットです。



こちらはバズリクソン完全レプリカのN-1。
N-1は通称デッキジャケットと言われ、第二次世界大戦から朝鮮戦争にかけてアメリカ海軍の艦艇乗務員用として採用されていました。

厚手のコットン生地にアルパカの毛を使ったインナーの付いたジャケット、袖口内側にニットリブを装備し、襟には立てて固定できるようにストラップが付いているジャケットです。

表地には強度と遮風性に長け、ハリのある”ジャングルクロス”と呼ばれるコットングログランをシュガーケーンとコラボしたということで、ロープ染色した糸を使用してオリジナルのインディゴグログランを開発。
裏地には遮風性と保温性に優れたアルパカモヘア・ウールパイルを使用しています。

今期からスタートした期待のブランドCAL O LINEから。
1800年代の古いナバホラグの柄を元にオリジナルで製作したウールジャガードの生地を使用したチェスターコート。
ナバホラグと同じようにざっくりした生地感と古いナバホ柄のチョイスはセンス抜群です。
中綿キルティングは軽く通常の3倍の保温性のあるシンサレートを採用、裏地はすべりが良く光沢のあるナイロンタフタのキルティングです。
風のある真冬でもこれでバッチリですね。

40年代のヴィンテージM-41を元に撥水効果のある高密度なコットン生地と保温性のある中綿シンサレートを使用したアウターです。
SF(SAN FRANCISCO),US(UNITED STATES)と手書き風プリントがバックの腰あたりに入ります。
ビートが生まれた場所NY(ニューヨーク)ビートがアメリカ(US)を渡りヒッピーカルチャーをして花開いた場所、SF(サンフランシスコ)を表すプリントがされています。

2015年12月21日月曜日

2015F/W WOOL OUTER

ここ何日かで本格的に寒くなってきましたね。
2015年F/Wの寒い日もこれさえあれば大丈夫な防寒アウターをご紹介したいのですが、沢山あるので、今日はウール素材を使用した防寒アウターに絞ってご紹介します。

ミスターフリーダムのスペシャルなウールジャケット。
1940年代U.S.M.C(アメリカ海兵隊)のジャケットをベースにヘビーで肉厚の31.5オンスのウールメルトンを使用。

襟、カフス、ポケット等のパーツに分厚いウールメルトンに負けないDENIM P-COATでも使用された16オンスのオリジナル生地のミッドナイトデニムで切り替えてあります。
切り替えたデニムは着込むことによりエイジングが楽しめるようデザインされています。

裏地はベトナム戦争時に活躍したタイガーストライプの中でも珍しいゴールドタイガーストライプを採用。
※ゴールドタイガーとはベトナム戦争時、官給品より高い迷彩効果を狙って生まれたものであり、米軍の特殊部隊が現地調達したタイガーストライプで色合いからそう呼ばれています。
内ポケットはミッドナイトデニムを使い耳の部分も使用しています。
ボタンはインディゴ染された本ナットボタン、上の動きをスムーズに動かせるように脇の下にガセットを装備、両サイドにウエストの幅が調節できるストラップが付いています。

毎年、果敢に新しい試みをやってくれるアナクロノームのスペシャルなアウター。
上質なオリジナルキャバルリーツイル生地という使用したボアブルゾンです。

生地はシェットランドウール糸とsuper 100'sで上質且つ柔らかく織り上げています。
裏地はサイトスフィルムを入れることで防風生が高まり、中綿キルティングによりダウン並みの保温力を発揮します。

アナクロノームのPコートです。
丈の長さや襟の作り、シルエットなどがクラシックな印象である意味これぞPコート。

生地はウールの羊毛番手super100's(スーパー100セカント)われるもので、
羊毛の番手の中でもとても細い羊毛糸を高密度に織り上げたものを使用しています。
こういった生地は高級衣料品に採用されるものでもちろんウール100%なのですが、
その100%ウールメルトンの中でも厚みがありながら非常に柔らかく滑らか。
軽さもあるんですが、軽い物を起毛で誤魔化したのではなく、素材が持つ上質な軽さ?っていうんですかね?
手に取ってもらえるとさらに素晴らしいのが良く分かりますよ。

デザインは丈が長く、襟も大きくクラシックな印象。
袖口には、風の侵入を防ぐ為に編み立てた、高品質のリブが付いています。
ハンドウォーマーポケットはアナクロらしくリベットで補強し、内側には保温性のあるウール混ツイルを使用。
前たての一番上にはオリジナルチェンジボタンが2つ付きます。

WORKERSのPrisonerCoat(プリズナーコート)。
Prisoner(囚人)です。

もともとは古着で見つけたウールのコートを参考にしていて、どこにもPrisonerとは書いていなかったのですが、大量に見つかった当時よくその名で並んでいたそうです。

せっかくその名を使うならばと、アメリカのウォーターベリー社の「StatePrison」刻印入りボタンを輸入しています。
店主はアメリカ製の服は輸入したことがあり、ミラーのタンクトップとかロットが半端なく、消化するまでに3~5年計画で作ります。
さらにパーツとなると。。輸入したことがないので実際は分かりませんが、すごい数が必要んになるんでしょうねー。。笑。

身頃の裏地はコットン100の杢シャンブレー(囚人らしくていいと思います)、袖裏はキュプラを使いすべり良くて来ています。
襟がラウンドされていて可愛い印象とシンプルな作りがワイルドさも併せ持っています。

形は空軍士官学校(USAFA)のヴィンテージカデットジャケットがモチーフ。
非常に肉厚のウール100%のダブルメルトン、ジップ付きフード、存在感のある前開きのユニバーサルのダブルジップ、補強されたポケットの形状、ウールのワッペンと字体等にそれらのヴィンテージ仕様がみられます。

着込むことで味が出る素晴らしい生地を使用してるので長年愛用していただける方に是非。

2015年12月19日土曜日

Vintage Works クロムエクセルを使用したウォレット

VINTAGE WORKSからシカゴのタンナーホーウイン社を代表するレザーでもあるクロームエクセルを贅沢に使用した財布の新色が入荷してます。

クロムエクセルは光沢がありながら、オイルがたっぷり含まれてしっとりした最高の質感、経年変化も楽しみです。
ポケットが膨らまない小さなサイズ、2つ折り、長財布まで只今充実してます。

年内は再生産の予定もないようなので、プレゼントにお考えの方はウチの在庫がなくなり次第終了です。
みなさん毎年ギリギリで無いんですか?なのでお早めにオーダー下さいね。笑。










2015年12月16日水曜日

2015F/W STYLE CLASSIC OUTDOOR

今日はお店にあるアウトドアアイテムをまとめてご紹介します。
とは言っても80年代以前のクラシックなアウトドアをデザインのモチーフにしたもの。
ギアと呼ばれる今のアウトドア製品に比べ重いし、着心地も悪いです。。笑。
Rhythmで販売しているものはギアとしての目線では時代遅れですが、当時の風合い、凝った造りの作りのディテール、何より着て行く程に良くなる風合いなど、良い面が沢山あり、服としての目線で見れば逆に普遍的で流行り廃りが無く、時代遅れにはならないものと考えています。

ビンテージのクルーザージャケットを元に製作。

腰ポケットにサイドから手を入れられるポケットを追加。
シルエットはオリジナルの持つ雰囲気は残しながらも、現代の感覚でもルーズに感じない適度なフィット感を目指してます。

素材はウール100%。
7番糸・単糸(よりあわせて無い糸)を高密度に二重織りして厚みを出した、25オンス・ウール100%・ヤブレ二重織り。
あえて縮絨させず織り目のある生地を使用しています。

Workers K&T H MFG Co "Mountain Parka, Ventile, Russet"

Workers K&T H MFG Co "Mountain Parka, Coated Canvas"
WORKERSのマウンテンパーカです。
ポケットはマチ+ハンドウォーマー。
フラップ裏、前立て裏といった部分にはコーデュロイを使い適度な厚みを持たせています。
あごのファスナーが当たる部分はチンガード付。
ファスナーはあえてYKKの大型ダブルファスナーで使い勝手を重視。
実際、自分で今も13FWで作ったマウンテンパーカーを良く着ます。
ジャケットを着た上に、また厚手のセーターの上。
裏地は今回も身頃がコットン100/袖裏が綿ポリエステルと薄手の物を使っているので春先まで着用可能。
裏地を薄くしてシェルとしての機能に徹しています。

ラセット(茶系)は平織のベンタイル。
綿100%にしては薄く、軽いのがまず第一の特徴。
40番糸を双糸、二本より合わせて20番相当に。その後、高密度に平織。さらに、Coated Canvasとは違う、浸透するタイプの撥水加工をかけています。
洗濯により徐々に撥水性は落ちていきます。
また、大粒の雨には強い反面、霧雨系には弱いのが実際に着てみてわかりました。

ネイビーの表生地はコーティングキャンバス。
マウンテンパーカーの企画が先にあり「厚みのある撥水性素材」を開発するためコーティングキャンバスが完成しました。
コーティングの洗濯耐性は30回ほど。
ベロっとはいきませんが、徐々にコーティングは薄くなっていきます。
また、コーティング部分がこすれると若干白みがかった跡もつきます。パラフィンダックのように、経年変化と思い楽しんでいただければ。


L.L.Beanのワーデンジャケットをパーカーに作りなおした一枚。
フィッシング用のタブは省き、脱着式のパーカーを追加。
袖も、より羽織り物として楽に使えるようゴム入りに変更しています。
素材は、およそアウトドアウェアでは使われないような生地、春夏向きに派手な生地と言う事で花柄を選びました。
ヨコ糸が綿麻混紡、太い糸で粗い密度で折った平織り生地。
糸の太さも不均一なので、ざっくりと涼しげな風合いです。

胸の部分で生地が二重に成ったダブルマッキノージャケット。(時にクルーザージャケット)。
オリジナルはウールや極厚のダック(帆布)といったヘビーデューティー素材で作られています。
あれはもちろんかっこいいですが、街着、それも春夏には着られないオーバークオリティ。
そこで、素材を薄手でさらっとした平織りの綿ポプリンに。
シャツ代わりに1枚で着るもよし、シャツの上にジャケットとして着るもよし。
ジャケットとして着る事を想定して、あえてホールはジャケット用の俗に「99」と呼ばれるもの。(もともと、この穴をあけていたシンガーのミシンの型番号から、ちなみにシャツ穴は71)
ポプリンも60/40クロスと同じく難素材。ですが、この製品はよりクラシックなジャケットがモチーフなのであえて綿糸にこだわりました。
その分、運針を粗くして(針数を少なく)生地への負荷を下げようとトライしています。
運針の粗さが巻き縫い部分に強烈な皺(パッカリング)を生んでいます。
WORKERSの考え方として、パッカリングはあくまで結果として出るもので、デザイン上出している訳ではありません。
高密度な生地に、あまり針を多く入れたくない(入れると紙のように切り取り線になってしまうのです)、そこで運針を粗くした結果のパッカリングです。

クルーザージャケットのデザインをシャツに活かしました。
太い前立て、太めのチンストラップ、フラップポケットで左胸には二重ポケット、二枚ものの袖。
ステッチはすべて金茶の糸。
これがそれぞれの生地に違った印象を与えます。
素材のポプリンは細い糸で密に平織りしている生地。生地硫化染め。
そのため、巻き縫い部分やフラップの角襟の先など、生地が厚くなる部分は白化します。生地の特性ですのでご注文の際はご了解ください。

オリジナルスノーカモを使用したフード付きフィールドジャケットです。
形はフィールドジャケットとマウンテンパーカーの良いところを取ったデザイン。
フロントは防風性を考慮したスナップとZIP開閉の二重構造仕様、
大きいフラップポケットが左右比対称に配され、コーデュロイ切り替え部と共にデザインの特徴になっています。

生地のオリジナルスノーカモは60年代ドイツ軍で採用されたスノーカモをリプロダクツ。
18/-×20/-の高密度2/1綾のセルビッチツイル、アナクロノームらしく織機に縦糸ストレート糸とムラ糸を交互に掛け、ムラ感がまばらに見えるよう織り上げています。
独自の視点で解釈したオリジナルファブリックをフィールドジャケットに落とし込んだアイテムです。


70年代ヴィンテージマウンテンパーカのディテール、生地の60/40クロス、立体型の小ぶりフード、運動性に配慮したラグランスリーブ、ベルクロ付きのコンビネーションポケット等をベースにし、
ジッパー付きポケットの追加や保温性を考慮した薄中綿入り、丈の長さや現代的なシルエット等、
良い所はそのままで現代でも通用する使いやすさを最大限考慮した作りになっています。
絶妙な中綿加減で気軽に羽織れる割にかなり暖かいです、暑がりな若い方(笑)や車使う方はこれで冬越せちゃいます。


2015年12月14日月曜日

2015F/W HEAVY JACKETをまとめました

アウターじゃなくてヘビージャケット?というのがあって、アウターには及びませんが、ジャケットの型に冬素材を使用した物って結構あるんですよね。
この上にコートを羽織ると寒い真冬も過ごせる的な。
普段車の方も冬はコレで十分かも知れません。
今日はそんなヘビーなジャケットをご紹介します。

Maple Leaf Jacketはフロントラペルを少し太く、ボタンは上二つがけ。背面はベント無しとよりクラシックな仕様。

シャツ+シャギードック系セーター程度着られるよう、アームホールはわずかにゆったりと。
肘から先はしっかり絞ることで昔のジャケットのようなゆったりすぎる見た目にはならないように。
着方としては、秋口はシャツの上にアウター兼用ジャケットとして。さらに寒くなればセーターを。
最後はステンカラーコートやマウンテンパーカーのようなゆったりとしたシルエットで風を防ぐものを上に羽織り、マフラーやグローブで防寒すればかなりの寒さまで対応ができます。

パターンの特徴は袖。
サイドから見ると前に振り、さらに前から見ると前中心に向かってもカーブしています。これはハンガーで吊った状態でも同じ。
吊った状態で見て美しく、着た時には人間の立体的な腕の動きに追従して動きやすく、静止した状態では立ち姿が美しくなるように作図しています。

Brushed Herringboneは高密度に織ったコットンヘリンボンを起毛しています。
一見、ウールのような見た目ですがコットン100%。
まったくちくちくしない、ふわふわの肌触りです。

「コットンでウールライクな表情を」ということで、双糸(糸を二本よった)使いでヘリンボンを織り生地厚を出す。さ
らに、それを起毛することでこの独特な表情が出ています。
そのままだと着脱ぎの時に少し引っかかりがあるので、袖にキュプラの裏地をつけています。
ともすると、ただのカバーオールに成ってしまうところを、肩パット替わりの背裏、大見返しといったイタリアのジャケットで良く見られる仕様を盛り込んでジャケットらしさを強調しています。
巻き縫い、パッカリングといったラフな、着こんで変化していくアメカジ的楽しさと現代イタリア製品に見られる優れた縫製仕様を一つにまとめました。

パターンの特徴は袖。
サイドから見ると前に振り、さらに前から見ると前中心に向かってもカーブしています。これはハンガーで吊った状態でも同じ。
吊った状態で見て美しく、着た時には人間の立体的な腕の動きに追従して動きやすく、静止した状態では立ち姿が美しくなるように作図しています。

SUNNY SPORTS×WOOLRICH“4B Farmers Wool Tailored Jacket”

アメリカで1830年から続くWoolrich Woolen Mills(Made in USA)のネイティブパターンを使用した4つのボタンファーマーズテーラードジャケット。
この型はサニースポーツの中でも人気のある定番のジャケットの型で、特徴は小ぶりで控えめなラペル、ポケットのフラップもラウンドしていて極端に小さいです。
身幅のシルエットが裾にかけて広がる台形で裾の始末mのラウンドして、クラシックな印象。
ファーマーという名前の通りカジュアルなテーラードジャケットに仕上がっています。

ピッグ&ルースター得意の襟なしデザイン、コーデュロイを使用したジャケットです。
生地は温かみのある色合いの細畝コーデュロイでストレッチ。
よく作り込まれていて形は程よくシェイプされたセンターベントの2つボタン。
袖口はボタンによって開閉できる本開き。
ポケットはフラップ付き両玉縁ポケット。
右胸に着いたクラシックな仕様の両玉縁のウォッチポケットはタバコがピッタリ入るサイズで小さな物や切符等が入り意外に便利です。
インナーポケットも両サイドに付き、片方はボタンで留めることができます。
裏地は中綿入りでダイヤ型キルティング、保温性もあり裏地の滑りが良いので着心地も良いです。

イタリアで編み立てた特殊な生地を使用したブラックウォッチのウールジャケットです。
生地はウールの糸を使用した伸縮性のあるカットソー生地(スウェット)に起毛をさせて温かみのある表情を出しています。
形はジャケットながら非常に軽く、伸縮性があるので着心地がよく、丸みを帯びリラックスしたシルエットになっています。

クラシックなヴィンテージディテールを取り入れたこだわりの"FICTION ROMANCE"シリーズのクルーザージャケットです。
1930年代森林調査員用のヴィンテージジャケットの型をベースに21.25ozの非常にしっかりしたウールチェックの生地を使用しています。
ボタンは黒塗りのタックボタンを使用、経年変化によりペイントが剥げてきます。
左胸のコンパスポケットは二重構造になっており、各ポケットのフラップはクラシックな形状で裏はコーデュロイで補強されています。
袖口はボタンによって開閉できる本開き、ライニングもクラシックなストライプ生地を採用し、両玉縁仕様の内ポケットを装備。
テーラード、ワーク、アウトドアの魅力を兼ね備え、上品なデザインに仕上がっています。

クラシックなヴィンテージディテールを取り入れたこだわりの"FICTION ROMANCE"シリーズのクルーザージャケットです。
1930年代森林調査員用のヴィンテージジャケットの型をベースにウール50%、コットン50%のインディゴ染撚り杢ストライプを使用しています。
ボタンは黒塗りのタックボタンを使用、加工により所々ペイントが剥げています。
左胸のコンパスポケットは二重構造になっており、各ポケットのフラップはクラシックな形状で裏はコーデュロイで補強されています。
袖口はボタンによって開閉できる本開き、ライニングもクラシックなストライプ生地を採用し、両玉縁仕様の内ポケットを装備。
テーラード、ワーク、アウトドアの魅力を兼ね備え、上品なデザインに仕上がっています。

レイルロードジャケット(日本的に以下カバーオールで)。 
形は適度なウェスト絞りと、裾は前下がりを強くつけています。
第一にカバーオールの型紙はシャツではなくジャケットの型が原型にあるのだと思います。
古着を見ていても、明らかにジャケット的な前下がりがついたものがあります。
さらに、我々がイメージするカバーオールを着た写真。
肩に肉があり、また長く着こんで縫い目が吊ることで、もともとある程度ついていた前下がりがさらについて見えるのです。
ただ、カバーオールらしさ、ゆったりとしてフィット感や袖は無くせない部分。
バランスに気を使ったパターンです。
仕様は、ワークパンツと同じく広幅のトリプル巻き縫い、二本針平ミシンを多用した物。本来、機能性・生産性を考え取られた仕様が今では「ワークウェアらしさ」の象徴でもあります。
素材は今シーズン新たに作成した起毛ヘリンボン。高密度に織ったヘリンボンを起毛して、コットン100%でもウールのような風合い。でもチクチク感がまったくありません。

2015年12月11日金曜日

SUGAR CANE×BUZZ RICKSON’S 東洋エンタープライズ創立50周年記念モデル インディゴ染N-1デッキジャケット


2015F/W最後のアウターに相応しくスペシャルなアウターがお店に仲間入りしました。

バズリクソン、シュガーケーン、ミスターフリーダム、サンサーフなどのブランドを持つ東洋エンタープライズ50周年記念モデルのSUGAR CANE×BUZZ RICKSON’SのN-1デッキジャケットです。

50周年てヤバい。
和菓子じゃないですからね、日本でアメリカンカジュアルを販売し続けて50年ですからね。笑。
すごいなー!
ウチはただいま15年目。
チョットでも近づけるように1日1日、目の前の一人一人のお客様を大切にして行きたいと改めて思いました。

話逸れ気味ですね、商品説明します。
N-1は通称デッキジャケットと言われ、第二次世界大戦から朝鮮戦争にかけてアメリカ海軍の艦艇乗務員用として採用されていました。

厚手のコットン生地にアルパカの毛を使ったインナーの付いたジャケット、袖口内側にニットリブを装備し、襟には立てて固定できるようにストラップが付いているジャケットです。

表地には強度と遮風性に長け、ハリのある”ジャングルクロス”と呼ばれるコットングログランをシュガーケーンとコラボしたということで、ロープ染色した糸を使用してオリジナルのインディゴグログランを開発。
裏地には遮風性と保温性に優れたアルパカモヘア・ウールパイルを使用しています。

着込むことでどのような色落ちになるのか楽しみなアウターです。


2015年12月10日木曜日

ANACHRONORM オリジナルバンダナ

ANACHRONORMからコットン100%のオリジナバンダナが入荷しました。
ジーンズのポッケに忍ばせハンカチとして、首に巻きコーディネートのアクセントとして。
あと蓋無しのトートバッグの持ち手に結ぶと口が無駄に広がらなくて便利ですよ。
ちょっとしたあんな方へのプレゼントにもいいですね。
使い方はあなた次第。

ブランド名のANACHRONORMとは「anachronism(良い意味での時代錯誤)」と「norm(基準)」との造語”から由来している。次の時代のヴィンテージ、そしてスタンダード”をコンセプトにして、技術的には未成熟で粗野なモノづくり感を、現代の生地・縫製・加工技術で表現。 日本の素材・技術をふんだんに使い、手作業ならではのシワ、ダメージ感、風合い、味わいを今の新しいスタイルで提案する。

2015年12月9日水曜日

2015F/W 丈の短いJACKET&BLOUSON or 日本語でいうところのジャンパーをまとめました

2015F/Wは丈の長いジャケット&アウターがトレンドですが、もちろん丈の短いジャケットや日本語でいうところのジャンパーもやっぱりいいですよね。
その辺はミスターへそ曲がりの店主におまかせください。笑。

今日はそんな長い丈が苦手な方やバイクを乗られる方、もともと短い丈を探されている方へ、丈の短いジャケット&アウターをご紹介します。

ミスターフリーダムのスペシャツなウールジャケット。
1940年代U.S.M.C(アメリカ海兵隊)のジャケットをベースにヘビーで肉厚の31.5オンスのウールメルトンを使用。

襟、カフス、ポケット等のパーツに分厚いウールメルトンに負けないDENIM P-COATでも使用された16オンスのオリジナル生地のミッドナイトデニムで切り替えてあり、着込むことによりエイジングが楽しめるようデザインされています。

裏地はベトナム戦争時に活躍したタイガーストライプの中でもゴールドタイガーストライプを採用。
※ゴールドタイガーとはベトナム戦争時、官給品より高い迷彩効果を狙って生まれたものであり、米軍の特殊部隊が現地調達したタイガーストライプで色合いからそう呼ばれています。

内ポケットはミッドナイトデニムを使い耳の部分も使用しています。
ボタンはインディゴ染された本ナットボタン、上の動きをスムーズに動かせるように脇の下にガセットを装備、両サイドにウエストの幅が調節できるストラップが付いています。


毎年斬新で新しい試みをやってくれるアナクロノームのスペシャルなジャケットです。
上質なオリジナルキャバルリーツイル生地という使用したボアブルゾンです。
生地はシェットランドウール糸とsuper 100'sで上質且つ柔らかく織り上げています。
裏地はサイトスフィルムを入れることで防風生が高まり、中綿キルティングによりダウン並みの保温力を発揮します。


ウィリアムギブソンコレクションのブラックL-2Bです。
ビンテージでは存在しない黒い色のフライトジャケット(L-2B)
MA-1じゃなくてL-2B..どこまでも捻くれてますが..

生産はフライトジャケットを知り尽くしたバズリクソン。
デザインはヴィンテージコークターでアメリカの著名な小説家ウイリアム・ギブソンが手がけてます。
詳しいこだわりディテールは上の画像リンク先の販売ページにてご確認ください。



生地の元になったCHIEF BLANKET/チーフブランケットは1800年代のボーダーをベースにした古い柄で、ナバホラグのガイドの表紙になるほど代表的な柄で、今最も価値があるナバホラグとされてれいます。
一見すると、一般の方がイメージするナバホラグの柄じゃないですよね。
このチーフブランケットをチョイスする辺り最高にセンスを感じます。

形は襟なしでラグランスリーブのワークジャケット。
60'ヴィンテージエンジニアジャケットを元にしたそうです。
ハードルたかそうですが、画像のようにカーディガンのように軽く羽織るだけで様になるジャケットに仕上がってます。

2015年12月8日火曜日

Waterproof Jacket&Outrer 撥水機能のジャケットとアウターをまとめました。

こちら横浜のお天気は小雨もちらつくあいにくの曇り空。
そんな日に活躍してくれること間違いなしな、撥水機能を有したジャケットとアウターをご紹介します。
アウトドア、スポーツ物、ミリタリー物はもちろん紳士服と言われるジャンルにも撥水機能のある生地を使用したアイテムがります。

アウターで考えると、機能面や保温性などを素材に究極的に求めれば凄いものが作れるのでしょうが、現実的な選択肢として、コットンの風合いや着心地のさがあるベンタイルをシェルに、軽さや保温性、コストの面でシンサレートを中綿にするんでしょうね。

そう考えるとキャル オー ラインの金子さんやワーカーズの舘野さんはその辺の素材を用いた上でデザインされてるのがすごく良く分かります。

ちょっと話が反れました。。
何よりこんな日にみなさんが楽しんで着てくれるようなアイテムが見つかるといいですね。

※思いの外たくさんあったので個々の説明は画像リンク先の販売ページにてご確認ください。

まずはアウトドア、スポーツテイストのジャケットから。

SUGAR CANE"COTTON/NYLON PADDING MOUNTIAN PARKA"






お次はミリタリーアイテムから。










お次は街着?紳士服としてのコートです。