CUGAR CANEの中でもヴィンテージディテールを取り入れたこだわりシリーズ"FICTION ROMANCE"のインディゴ ウォバッシュを使用したワークショーツです。
インディゴウォバッシュは縦横共にインディゴ染めした糸を使って織られた生地に抜染した白いドットがストライプにプリントされたもので、よくワークアイテムに使われていた生地です。
他にも均等に散りばめられたポルカドットといわれる柄や星、さらにその上から色を乗せた物などなどいろいろとあり、総じてインディゴ抜染と呼ばれています。
この辺はWORKERSが得意なところなのでお時間あればチェックしてみてください。
こういったインディゴ抜染の生地を作っていたことで有名なStifelという会社。
ここのアイコンといえば裏地にプリントされたブーツマーク。
そして今回入荷のSUGAR CANEの裏地はこちら。
徹底してます。笑
生地の他にも メタル製サスペンダーボタン、オリジナルトップボタン、各ポケットの飾りステッチ、フロントジッパーはTalonの前身Hookless Zipperの貴重なジッパーが付きます。
このジップはもちろん復刻品ですが使えるブランドがかなり厳しく制限されてるそうです。
シルエットは細身で膝丈程度、ロールアップしてもいいですし、脇にあるツールポケットに被らない程度の裾上げもできます。
また膝上の短いタイプが苦手な方にもおすすめです。
"FICTION ROMANCE” アメリカの服飾史。そのルーツはヨーロッパにあり、20世紀初頭の工場生産時代の幕開けと共に既製服産業がスタートすると徐々にアメリが独自のスタイルが確立。
アメリカンウェアは国の発展と共に歩みへを進め、その躍進を支えた数知れないワーカー達へ多種多様なワークウェアが考案される。 そして20世紀半ばには様々なメーカーがシェアを確立するため、機能性と実用性、独自性を打ち出したオリジナルのディテールで競い合い、その過程で数々の名品が生み出された。
長い年月を経た現代において色褪せない名品、ヴィンテージウェアの魅力。
それは生産効率を度外視し、機能性を頑なに追求したディテール。
大量生産では到底再現できない実用性にもとづいた熟練の技術を要する縫製仕様。
ブランドア ピールのための試行錯誤のうえデザインされたラベルなどの付属品。
それぞれに理由があり、物語がある。
実際の史実や当時の資料をもとに名品の持つ魅力を紐 解き、量産や合理化によって失われたディテールを蘇らせ、それらをシュガーケーン独自に組み合わせることで生まれる虚構(Fiction)の物語 (Romance)。この作品群は、ヴィンテージの魅力を凝縮したリアリティーを持つ。
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