先日ご紹介したドリズラーのベトジャンに続きTAILOR TOYOのキルティングのベトジャンをご紹介します。
ベトジャンとは60-70年代のベトナム戦争当時、ベトナムに駐留した米兵たちが現地のテーラーでお土産(スーベニア)として刺繍を施したジャケットです。
こちらはヴィンテージを元にボディーから刺繍まで完全復刻したジャケットで、当時の米兵が軍から支給された自分のポンチョライナーを現地のテーラーで刺繍したんでしょうね。
そんなストーリー性のあるジャケットですが、やっぱり後ろ姿が文句無しにかっこいいっす!
TAILOR TOYO
「スカジャン」とは戦後間もない頃に日本駐留の米兵達が、 その記念としてオリエンタルな柄(鷲・虎・龍)や自分たちの 所属していた部隊や基地などを自分たちのジャケットに刺繍したのが始まりである。 その後、スカジャンは土産物(スーベニア)として商品化され各地の基地の売店(PX)で販売されるようになった。
当時、このスカジャンをはじめとした衣料品を米軍基地へ納入していたのが、 東洋エンタープライズの前身である「港商商会」であり、 スカジャン生産全盛期の1950年代には、納入シェアの95パーセントを占めるほどであった。 また、港商が納入していた衣料品にはアロハシャツも含まれていたが、 柄には「鷲・虎・龍」をモチーフにしたオリ
エンタルな柄なども含まれており、 スカジャンやアロハシャツは日本特有のオリエンタルなデザインが用いられた衣料品だと言うことが伺える。
港商から始まり半世紀以上スカジャンを作り続けてきた「TAILOR TOYO」。
一過性のブームではなく 文化として継承し続けているこのスカジャンこそがオリジナルである。
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