もうね、WORKERSの舘野さんコットン摘みにアメリカの畑行っちゃいましたからね。
それだけしに行った訳じゃ無いですが、そんなメーカーさんいませんよ。笑
まずは素材の綿。
いろんな国やいろんな品種がある中で、米国のアプランド綿と言われる至ってベーシックな綿を使用してます。
※詳しく知りたい方はWORKERSのサイト原綿へ
そして糸。
ビンテージジーンズに見られるムラ糸の形状をスキャンし糸形状を決めます。
日本に輸入したベーシックなアプランド綿をあまり強すぎず程よいムラにコントロールし、糸にしたそうです。
※詳しく知りたい方はWORKERSのサイト紡績へ
染め。
完成した糸をロープ染色。
下染め・後染め無しのピュアインディゴ染色。
当然、糸を染めるには「何番」とか、その色番号やスペックがあるのですが、やはり綿自体によっても微妙に仕上がりの色が違います。
今回、比較的赤みが少なく青みが強く出ているのが色の特徴。
※詳しく知りたい方はWORKERSのサイト染色へ
ここまできてやっと生地。
織布はミミ付の力織機。
ギリギリまでローテンションで織ることで、ふっくらとした風合いになり、ワーカーズの特徴でもある柔らかい穿き心地になります。
完成した生地は防縮加工や毛羽を取り去る毛焼きは行わないキバタデニム。
洗うと縮みねじれるのが特徴。
ただ、出荷の前にはワンウォッシュ・乾燥機にかけてできる限り縮めてから送り出します。
※詳しく知りたい方はWORKERSのサイト織布へ
シルエット。
ストレートとスリムテーパードの二型。
まずはストレート。
いつまでも変わらないと思わているリーバイス501も少しずつシルエットが変わってきたように、
このストレートは2015年の今思うストレートに仕上がっています。
細すぎず、太すぎず、全く癖がなく本当に何十年先まで飽きずに毎年穿けそうと思わせてくれるシルエットです。
スリムテーパード。
こちらの方はやはり2015年のトレンドを意識した作りで、この秋冬のトップスにバッチリハマってくれるでしょう。
だからと言って今年限定かという事ではなく、3年後は履いてないかもですが、5年後、10年後と思い出したように穿いたりするんだろうな。
という印象です。※詳しく知りたい方はWORKERSのサイトパターンへ
まだまだ終わりません、次はパーツ&ディテールです。
Lot801 Straight, Lot 802 Slim Tapered 共にフロントの仕様は同じです。
フロントボタンは今回新たに作った二本針仕様。
ビンテージをYKKさんに渡してめっき、刻印の入り方をできる限りクラシックな風合いに、小タックボタンも二本爪。
見えずらいですが、文字と星の下、梨地とでもいうのでしょうか、ざらざらした細かな柄を入れてもらいました。
打ち抜きリベット。これも、表・裏、両面に刻印が入り、できる限りあっさり細めに刻印を入れています。
コインポケット口は生地の耳を使っています。あえて、耳が見えない左右の折り方にしています。
801/802の最大の違い、隠しリベットのある・無しです。
802の方がヒップ周りのフィット感が少し強いので、体に当たって気になるほどではないのですが、特徴の一つとして裏カンのみとしています。
革ラベル、今回は牛革にして洗いこむごとに微妙に硬くなるものを使っています。
画像のように物によりかなりの差があるところもヴィンテージらしいです。
セルビッジの色はブルー。経糸と同じ、ロープ染色した糸を入れています。
綿はよりクラシックな雰囲気を醸し出すためにペルーやインド、ジンバブエも聞いた事がありますね。
そういった米綿以外を混ぜる方法もあります。
インディゴ染めにしても下染めでピュアインディゴとは違う味わいを作り出す方法もあるのですがそれらを行わず、ベーシックな米綿でピュアインディゴにこだわったそうです。
そして完成した商品はとにかくベーシックです。
誤解を恐れずに書けば本当に普通です。笑
見えない部分や一般の人には気付かれない場所はコストを削り隠してしまう。
そして見えやすい部分にはこれでもかと派手に飾り立てアピールする物が多い今の世の中、
そんな世の中にうんざりしている方は、今売ってる物じゃ物足りず(逆に色々詰めすぎなのかな?)に古いバイクや車、ヴィンテージの家具や雑貨を探してしまうんですよね。
当たり前ですが、今の時代にヴィンテージと同じものはもう作れません、
見た目じゃなくて本質的な部分で今の時代に作れる一番ヴィンテージに近いデニムになってると思います。
ある人にとっては本当に大事な事だし、ある人にとっては本当にくだらない事ですよね。
そんな前者な方に心よりおすすめできるジーンズです。
一見至って普通のジーンズですが、こんな素晴らしいジーンズを世に出してくれたWORKERSさんに心から拍手を送りたいし、尊敬でございます。
でもちょっと悔しいな。。笑
自分も頑張らなきゃです。
誤解を恐れずに書けば本当に普通です。笑
見えない部分や一般の人には気付かれない場所はコストを削り隠してしまう。
そして見えやすい部分にはこれでもかと派手に飾り立てアピールする物が多い今の世の中、
そんな世の中にうんざりしている方は、今売ってる物じゃ物足りず(逆に色々詰めすぎなのかな?)に古いバイクや車、ヴィンテージの家具や雑貨を探してしまうんですよね。
当たり前ですが、今の時代にヴィンテージと同じものはもう作れません、
見た目じゃなくて本質的な部分で今の時代に作れる一番ヴィンテージに近いデニムになってると思います。
そんな前者な方に心よりおすすめできるジーンズです。
一見至って普通のジーンズですが、こんな素晴らしいジーンズを世に出してくれたWORKERSさんに心から拍手を送りたいし、尊敬でございます。
でもちょっと悔しいな。。笑
自分も頑張らなきゃです。
Workers K&T H MFG Co.
岡山を拠点にし、主にアメリカ物ワークアイテムを紹介しているブランドです。
実際のアイテムを調べる事はもちろん、そのアイテムを作っていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史を調べ上げてアイテムづくりのヒントにしています。
生地やパーツにこだわり抜いた商品ながら非常にコストパフォーマンスの高いアイテムが特徴です。
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