皆さま毎度こんばんは。いつもこのブログをご覧いただきありがとうございます。
今夜は春物としてアメリカからの買い付けアイテム。徐々に浸透してきた1950年代にペンシルバニア州で創業した歴史ある"LIFE WEAR"のヘビーウエイト生地を使用したリバースウィーブスウェットをご紹介させていただきます。
12ozのヘビーウエイト生地を使用したアメリカ製クルーネックのリバースウィーブスウェットです。シルエットは90年代ライクなアームホールが広く、かなり大きめ、一周回って今はど真ん中なシルエット。とてもいい感じ。
LIFE WEARは1950年ペンシルバニア州POTTS TOWNにて創業のファクトリーブランドです。
創業当時から綿の栽培、縫製、染色まで全ての工程をアメリカ本土にておこなっており、創業者から息子の2代目に継がれた今日まで一貫してMADE IN THE USAの製品を作り続けているメーカーです。
ウチのお店の姿勢を知って貰うため、年に1度くらい、服に対する思想的な事を書いているのですが。今回のアイテムが良い例えになるのでお時間あったら最後まで見て下さい。
リバースウィーブといえば皆さまも知っているあの有名な某C社ですね。
ぼくらの好きなC社のリバースウィーブは大分譲ってギリ90'sのメキシコ製までかな、なんて思ってます。
何故かというと肉厚で硬いUSAコットンを使用してた時代の物(リブパネルの縫製も4本針)だから。
そしてぼくらが好きなデニムで有名なL社も90'sのアメリカ製までかな。本当は50年代のXXがサイコー。
何が言いたいかというと、よーく考えてみて下さいね、ブランドの価値というものは良い物を作り続け、消費者に受け入れられてから、信頼の証とてしてブランドネームというものが確立し、価値が付いたということですよね。そうブランド価値は後から付いてくるものです。
現在のC社もL社も如何ですかね?世界的なサプライチェーンとして安い人件費の国に生産を移したくさんの利益を上げてブイブイいわせているみたいですが。過去に良い物を作り続けてたとしても現在発売している品質はちゃんとしているのでしょうが、品質以上の服好きが唸るものがあるのでしょうか?
こちらのライフウェアの方が変わらずにアメリカで作り続けているので、品質はもちろん、生地も無駄にゴツくて古いC社のリバースウィーブにとてもよく似ているし、着てると本当に気分が良いです。
デニムだってWOKERSやSUGAR CANEの方がL社より、よっぽどL社らしい物を作ってます。あ、ジーパンで5万以上するヴィンテージラインがあった。
普段着る服はガシガシ着るものと捉えてます。有名ブランドのタグやCのワッペン、Lのパッチが付いてるだけで満足ですか?
有名じゃなくても素材やパーツにこだわり、良い物を提供する姿勢のブランドの方が着ていて気分が良いし、ダメにならないし、何よりプロは着てるの見てわかります。騙せませんよ。
そういう意味で断然本質を付いてると思いませんか?
過去の信頼にあぐらをかいて利益を追求するより、後者の姿勢の方がよっぽど未来に希望があると思います。今後未来にひっくり返る可能性だって0じゃ無いですよ。だっていいもの作り続けてるから。
そんな気持ちわかるでしょ。
プライスはアッシュグレー8800円、ブラック9500円。
そして明日はパーカーをご紹介予定です。
以下の画像は今日たまた着てました。2年くらい経った着用例です。